伊邪那岐命について
天地開闢に際して神世七代の最後伊邪那美命と共に生まれたとされる。天沼矛で海をかき回し、オノコロ島を創ったことが日本の始まりとなった。「イザナ」は「誘う」、「ギ」は男性を表す。
古事記では黄泉の国に行った伊邪那美命を追ったが腐敗した体を見て逃げ出したとされるが、日本書紀の異伝ではイザナミ側が「もう国を生んだのに、これ以上何を生めと…」と言って、一緒には帰れないと言ったと描かれている。
黄泉の穢れを祓い天照大神・月読命・素戔嗚尊が生まれたとされる「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原」は現在も宮崎市民の森、宮崎シェラトンの近くにある。
伊邪那岐命のご利益
・夫婦円満 ・子孫繁栄 ・縁結び ・長寿 ・厄除け
祀られている神社
兵庫県淡路市・伊弉諾神宮 宮崎県宮崎市・江田神社
兵庫県南あわじ市・おのころ島神社 茨城県つくば市・筑波山神社
和歌山県新宮市・熊野速玉大社 埼玉県秩父市・三峯神社など
【伊邪那岐命からあなたへのメッセージ】
ときには相手と真摯にぶつかることも必要かもしれません。遠くにいても、誠意を込めて伝えようとすれば真心は伝わるものです。自分の醜い部分をさらけ出すのは怖いかもしれませんが、それはお相手も同じなのです。