素戔嗚尊について
素戔嗚尊は天照大神、月読尊の弟とされる。日本書紀ではさらに蛭子が兄となる。天岩戸伝説の発端となり高天原で大暴れした一方、亡くなった母イザナミを慕って根の国に行きたいと泣いたなど、気性の激しさが伺える。
のちにヤマタノオロチを退治してクシナダヒメと結婚。出雲近辺には二人が過ごした場所などが祀られているが、とても穏やかな印象に変わっている。天皇家の三種の神器の一つ、草薙剣はヤマタノオロチを退治した際に大蛇の尾から出てきたとされる。
神仏習合では牛頭天王(本地仏・薬師如来)とされる。
素戔嗚尊のご利益
・五穀豊穣 ・商売の神として ・良縁成就 ・家内安全
祀られている神社
宮崎県宮崎市・江田神社 島根県松江市・熊野大社 島根県出雲市・日御碕神社
島根県出雲市・須佐神社 島根県松江市・八重垣神社 京都府京都市・八坂神社など
そのほか全国の氷川神社、八坂神社、須賀神社などで祀られる
【素戔嗚尊からあなたへのメッセージ】
心から大切だと思う相手に出会ったとき、人は変われるものだ。その恋はそれまでの幼い自分を捨て、新しく生まれ変わる機会を与えてくれるかもしれない。自分の持っている強さを思い出せば、つまらないプライドはいらないとわかるだろう。