今回は「テキサス・チェーンソー ビギニング」。「悪魔のいけにえ」のリメイク作品「テキサス・チェーンソー」の続編です。続編なのにビギニング。ふしぎ!
あらすじを簡単に箇条書きすると。
レザーフェイスの生い立ち
↓
男女4人組について
↓
珍走団と4人組
↓
4人組が事故って保安官に拉致
↓
ヒューイット家で色々
↓
さて4人組は無事にヒューイット家から逃げられるのか!? みたいな感じです。
生い立ちの部分がビギニングなだけで他はテキサス・チェーンソーを見てるのでは無いかと思うくらい一緒。やってる事も一緒。別段、ビギニングじゃないとダメって箇所は無かったような気がします。どっちもヒューイット家の中だけでも完結するような話だし…。
てか、チェーンソー出てくるのが遅すぎ。レザーフェイスも後半まで素顔。それはどうなの!?ナチュラルフェイスじゃん!悪魔のいけにえの事を忘れてしまえば、ちゃんと見られるのかも知れん。しかしこのヒロインの女が何をしたいのかがわからん。助けに行くより通報しろよ。家に近づいたり離れたり、入ったり出ようとしたり…。一貫性の無さにイライラ。
殺され方などのギミックは、まぁ最近の映画だなって感じです。血の飛び方とか染み出し方とか切断面とかは良かったんだけど…。よくよく考えると、チェーンソーであんなに綺麗に切れる訳が無いじゃんね。木を切る時はオガクズが飛びますよね。それと同じ現象が起こるはずなのに出るのは血だけ。メイン装備がチェーンソーなんだから、もう少しチェーンソーの仕組みを勉強するべき。
R・リー・アーメイが良い味出してるけど悪魔のいけにえにこんな役あったかしら…。恐怖の対象がレザーフェイスよりもむしろR・リー・アーメイの保安官になってるようでちょっと残念。スプラッターが苦手な人は見ない方がいいですよ~。スプラッターでカニバリズムな感じで血とか肉は飛び散ってます。ヒューイット一家の家族団欒だと思えば何て事は無い映画ですけども。
「テキサス・チェーンソー」か「テキサス・チェーンソー ビギニング」か、どっちかを見るとしたら………「悪魔のいけにえ」を見よう!