「まぼろし博物館に行こう!」と声をかけられた。まぼろし博物館!?何が展示しているのか想像もつかないのでスマホにたずねてみた。ありました!公式サイトによると
まぼろし博覧会は、静岡県伊東市の伊豆高原にあります。お子様からお年寄りまで、みんなが無邪気な笑顔になれる「能天気」で「キモ可愛い」夢のパラダイスで、日々進化増殖しています。(敷地面積は甲子園球場や東京ドームのグラウンドと同じほど) まぼろし博物館公式サイト
との説明が。一切分からない!敷地面積がドーム一個分とはこれまた広大な博物館だ、とだけ頭にいれて一路まぼろし博物館へ。東京から車で2時間半ほどで到着!駐車場からして独特の雰囲気が立ち込めてます。
写真を見てもらえば分かるように独特の雰囲気にキャアキャアと大盛り上がり、入り口近くのゲートをくぐろうとしたそのとき!「こんにちは!いらっしゃいませ!」抜けるような青い髪、セーラー服のスラッとした妖精が現れた。意味が分からない?じゃあきちんと伝わっていると思う。妖精の名前はセーラちゃん。ご丁寧に名刺をいただき簡単に博物館について説明をうけた。「いってらっしゃーい!」ハスキーヴォイスで送り出してもらう。
味の濃いオリジナル神社やオブジェに気をやりながら券売所にたどりつく、大人1400円、小中学生600円なり。まず最初に見えるのが巨大な聖徳太子!?ここはその名も大仏殿!説明を見ると映画で使用された大仏をリフォーム!?して聖徳太子にしたのだとか。密林にそびえたつ聖徳太子に出迎えられて開いた口が塞がらない!
フォトジェニックなマネキンたちは大正レトロであったり僧侶であったり、時系列はバラバラだが40代以上の人間は郷愁、そして若い人は生々しい風俗の香りに何かが揺さぶられるだろう。この大仏殿で特筆すべきは東京藝大の学生が学祭で制作した巨大なお神輿が神像よろしく展示されていること。学生は自分たちの作品をこうやって残して展示してもらってきっと誇らしいだろうなあ、と謎の親目線でしみじみ…でも所々に毒&エログロがあって、しみじみだけさせないのも素敵。
大仏殿から次の展示へ向かうのが「昭和思い出の階段通り」レトロなおもちゃや日用雑貨がところせましと並んでいる。とこどどころにピカチュウやプリキュアも見かける。もしかしたら寄贈されることでこの博物館は今も増えて広がっているのかな?と思いながら足を進める。
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