仏教の教えを伝え、葬儀や法要を執り行うお坊さん(僧侶)。実は社会人からでも僧侶になることができます。本記事では浄土真宗をベースに、その方法を詳しく解説。さらに、シニア世代からの僧侶の道や給料・階位制度についても紹介します!
お坊さんになるには?主な3つのルート
僧侶になるためには、各宗派の「得度」を受け、僧籍を得る必要があります。宗派によって制度は異なりますが、浄土真宗では比較的ハードルが低く、社会人でも得度しやすいのが特徴です。
① 仏教系の大学で学ぶ【正規ルート】
→ 最も本格的なルート!
仏教系大学に進学し、仏教学や宗派の教義を学びながら資格を取得する方法です。
主な大学(浄土真宗の場合)
・龍谷大学(京都府)
・大谷大学(京都府)
特徴
・僧侶としての基礎知識が身につく
・高位の資格が取得しやすい
・寺院の後継者向けが多い
向いている人
・寺を継ぐ予定のある人
・本格的に僧侶の道を歩みたい人
② 短期講習を受ける【社会人向けルート】
→ 会社員やシニアでもOK!
仏教系大学に行かなくても、宗派ごとの短期講習を受講すれば得度が可能です。
浄土真宗の例
・本願寺派:得度修行(4~7日間)
・大谷派:僧侶資格研修(約10日間)
特徴
・最短数日で得度可能!社会人でも挑戦しやすい
・菩提寺(かかりつけのお寺)の推薦が必要
向いている人
・会社員から僧侶に転職したい人
・定年後に僧侶になりたいシニア層
③ 在家のまま僧侶になる【副業ルート】
→ 住職にならず「僧侶の仕事だけ」する選択肢!
近年は、寺を継がなくても僧侶として働く「フリーランス僧侶」も増えています。
方法
1.短期講習で得度し、僧侶資格を取得
2.お寺に所属せず、僧侶派遣サービスに登録
3.法要・葬儀の依頼を受けて活動
代表的なサービス
・お坊さん便(Amazonでも依頼可能)
・よりそうお坊さん
特徴
・お寺を持たずに僧侶になれる
・副業・兼業として活動可能
・収入は依頼件数による
向いている人
・お寺を継ぐ予定はないが僧侶になりたい人
・副業・兼業で法要や葬儀を担当したい人
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