歴史・文化・科学

健康に生きるには 肉体エネルギーとサトルエナジー

経絡

 私たちの肉体は、ミトコンドリアが生成する細胞エネルギーを使っています。このエネルギーは私たちの体を動かしたり、何かを考えるときに使われたりしています。一方、スピリチュアル分野でサトルエナジーと呼ばれる微かなエネルギーは、なかなか感じ取るのが難しいほどの微かさとは逆に、人間の持つ機能を実行するために使われる莫大なエネルギーです。サトルエナジーの経路は、ヨガではナディ、鍼灸では経絡に当たります。

 この「エネルギー」はお互いに関連し合ったエネルギーシステムを形成しています。サトルエナジーの経路はその一つですが、肉体が生み出すエネルギーにも二つのシステムがあります。

 まず一つは、体内にある電気配線とも言える神経系です。さまざまな機能をコントロールするために電気信号を伝達しています。交感神経系は「闘争・逃走(Fight-or-Flight)」反応を強め、副交感神経系は休息と消化を助けます。このシステムがバランスを崩すと、慢性的なストレス、不安、疲労、消化不良などの症状が現れます。交感神経と副交感神経は、エネルギーを最大限に使うためにバランスが取れた状態を保つ必要があります。

 次にミトコンドリアです。ミトコンドリアはATP(アデノシン三リン酸)の形で、体のエネルギーのほとんどを生産する役割を担っています。シータヒーリングでATPは第七層、創造主の領域と結びつけられています。

 ミトコンドリアが健康なら充分なエネルギーを生産しますが、ストレスや不健康な食事、毒素などが原因でミトコンドリアが損傷するとエネルギーの生産量が低下し、体内で炎症が起きる可能性があります。毎日細胞を修復したり、心臓を動かしたりするにはミトコンドリアのエネルギーが必要です。クリアに思考を保つためにも、情報処理や記憶の保持にも不可欠なエネルギーです。

 では、このシステムを健康的に保つためにはどうすればいいのでしょうか。まず肉体からのアプローチを見てみましょう。

1.腸を整える

 腸の状態が崩れると、大きなエネルギー漏れを起こしてしまいます。底の抜けたバケツに水がたまらないのをイメージしてもらえればいいかもしれません。また、腸壁に傷がつくと毒素を処理できずに免疫システムが反応して体内に炎症が起きることになります。

 腸と脳は「腸脳軸」という経路で繋がっています。この経路は双方向に情報を伝達しているため、腸からの毒素によって損なわれることがあります。結果として慢性疲労やブレインフォグ、自己免疫の問題が起きる可能性があります。

 腸はドーパミンやセロトニン、GABAなどの神経伝達物質を生産します。

2.肝臓を整える

 肝臓に負担がかかると、解毒が追い付かず毒素が胎内に蓄積されていきます。肝臓はエストロゲンなどのホルモンを代謝する器官でもあり、最適に機能しないと、ホルモンのバランスを崩す可能性があります。

 毒素が蓄積すると、疲労、ブレインフォグ、ホルモンのアンバランス、皮膚や消化器系の問題が起きてきます。肝臓が疲弊すると、ミトコンドリアの機能が妨げられ必要なエネルギーを生産できなくなるだけでなく、毒素が体内に回るため全身に負担がかかります。

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