焔摩天(えんまてん)
【どんな仏さま?】
インド神話で最初に生を受けた人間。最初に冥界への道を発見し、そのまま冥界の王になった。密教で閻魔が焔摩天と呼ばれるようになり、十二天の1人となって護法善神となりました。ご存知閻魔大王のモデルです。慈悲深く子供たちには特に神徳を十分に与えます。
【ご利益】
冥界の王ですが信仰する者には健康と長寿を与えます。心身の不調に悩んでいるなら、頭に思い浮かべ真言を唱えましょう。炎で病祓いをして新たな命の息吹を吹き込んでくれます。たっぷりと水を飲んでから唱えると疲れにくいといわれています。
【真言】 ナウマク・サマンダ・ボダナン・エンマヤ・ソワカ
仏教の護法善神である「天部」の諸尊12種を十二天と呼びます。仏教以前のインド宗教(バラモン教)などと習合して、日本仏教独特の信仰体系ができたとされています。密教では十二天にある偉人の御霊を加えた十三天として信仰している流派があります。
『あなたを護る13柱の護法善神 ・十三天』では十二天にSSRの一天を加えた十三天があなたを護り導きます!真言(マントラ)は「3度唱えれば厄を祓い7度唱えれば心願を成就する」と言われます。