我は地の住民の案内者
【アケルについて】
背を向けた二頭のライオンとして描かれるアケル。それぞれトゥアウ/ドゥアジ(明日)・セフ/セフェ(昨日)という名を持つ地平線を表した神で、冥界の東西の境界を守ったとされる。第1王朝時代にはすでにピラミッド・テキストに描かれた古い神。古代エジプトの強力な守護神としてだけではなく、蛇や蠍の毒を吸収してくれるとされていた。
ヒエログリフ:
関連する要素:土
関連する色:黒
シンボル:二頭のライオン
関連する動物:ライオン 体内で生きる蛇
キーワード:地平線 地表 守護 ゲートキーパー 解毒
祀られているエリア:デイル・エル=メディナのインヘルハウの墓など
【アケルからあなたへのメッセージ】
夜が訪れたら必ず朝がやってきます。私は闇に旅立つ者たちを守り、無事に朝が迎えられるよう守護しています。眠れない夜があったとしても怖れなくて大丈夫です。ただ目を瞑り、私を思い出してください。私は新しい朝をあなたに渡しましょう。