我は光の主人 神の月の目
我はテーベのコンス
【コンスについて】
現在のルクソール、テーベが起源の子供という要素を強く持った神で、トートと同一視されることも。月を象徴する宇宙の神だが、ピラミッド・テキストの「食神賛歌」では「ウナス(王)のため首長たちを殺し、その体にあるものを絞り出すのはコンス」と月の持つ怖さが表現されている。月の船にのって空を東から西へと動き、形を変えることを象徴する。
ヒエログリフ:
関連する要素:土 大気
関連する色:特に言及されていない
シンボル:月 三日月 胎盤か?とされるマーク 子供の姿
関連する動物:ハヤブサ メディネト・ハブではヒヒの姿で描かれている
キーワード:旅 若々しさ 癒し 生命 太陽の上昇と日没
祀られている神殿:コム・オンボ神殿 メディネト・ハブ神殿 カルナック神殿 ワセト(テーベ、現在のルクソール 上エジプト第4ノモス) 王家の谷KV19・ラムセス8世王墓 エドフ神殿 ヒビスの神殿(ダフラ・オアシス)など
【コンスからあなたへのメッセージ】
自分の中の二面性に恐怖心を抱いているなら、満月を見上げてください。私はその光であなたの痛みを癒し、光溢れる朝までの道を照らしましょう。そしてこの三日月の刃であなたの周りにある邪気、あなたの敵を薙ぎ払い、裁きを与えるでしょう。