我は天空の女主人
我はアメンの妻 母の中の母
【ムトについて】
元々はテーベ起源の女神で、雌ライオンとされていたことからセクメトやバステトと同一視されるようになった。ラーの目、娘かつ妻として考えられている。すべての女性的な側面を持つ女神として、アメン信仰が盛んだった時代には国家の母といった役割を担った。女性性の象徴としてさまざまな女神と習合した宇宙を動かすエネルギーの象徴。
ヒエログリフ:
関連する要素:土 大気 火
関連する色:黄色
シンボル:二重王冠(プスケント) ハゲタカの皮 太陽円盤 ウラエウス 花の笏
神聖動物:なし
キーワード:女性性 宇宙の母 守護 聖なる知識 森羅万象
祀られているエリア:カルナック神殿 テーベ周辺 メンフィス ブバスティス スーダン・ジェベル・バルカルのムト神殿など
【ムトからあなたへのメッセージ】
私は世界すべての存在の母、強く女性を護るものです。あなたが女性だからという理由で辛い思いをしているなら、私を思い出して強くあろうと努めてください。私の子孫を名乗ったハトシェプスト女王のように、女性だからと言って諦める必要はないのです。