我、光なるもの 天空の四つの風の主
我はその息で天空を上げる 太陽への道を切り開くもの
【シュウについて】
ヘリオポリス神話において、ラーの分身として生まれた最初の二柱のうち男性性を表す神。女性性を表すテフネトの兄であり夫。大気の神だが、シュウという言葉は光・光線を意味するようになっていった。宇宙の秩序を表す神でもあり、命を与える息吹として胎児や死者に命を与えると考えられた。四つの風とは東西南北それぞれから吹く風を意味する。
ヒエログリフ:
関連する要素:大気 光
関連する色:赤 青
シンボル:ダチョウの羽
関連する動物:メンデスの雄羊はシュウのバー(魂)とされた。
キーワード:光線 虚空 鎮静 秩序 聴覚
祀られているエリア:ヘリオポリス(下エジプト第13ノモス)
【シュウからあなたへのメッセージ】
あなたのしていることは人に理解されにくいかもしれませんが、あなたの本質の光を表現しています。自らの信念に従うことは魂を輝かせ、あなたという生命の卵に命を吹き込みます。従うべきは自らの信念だけなのです。