我は、道を開くもの
我、アシウトの主人
【ウプウアウトについて】
かつての戦略地点だったナイルの谷の町アシュートの主とされるウプウアウト。「番人」を意味する「サウティ」から名がついたとされ、元々はセドという名前で新しい王が即位するときの祭りが行われていた。古い時代には植物のタマリスク(ギョリュウ)の起源とされていた。戦いの神だが障害物を取り除くという要素が強く、敵から死者を守る役割も持つ。
ヒエログリフ:
関連する要素:土 火
関連する色:黒
シンボル:弓 棍棒 セヘム(アバァ笏、権威の象徴) ウラエウス
神聖動物:ジャッカル 狼 犬
キーワード:導く 進む 戦う 道 切り開く
祀られているエリア:シウト(現在のアシュート、上エジプト第13ノモス)周辺 アビドス神殿など
【ウプウアウトからあなたへのメッセージ】
ただ前だけを見つめて進むとき、周りなど見えなくなっているはずです。ただ一つの目的のために目の前の問題を薙ぎ払い、走り抜けていけばいいのです。私はあなたの前にあり、その栄光の道を切り拓いていきましょう。