
365日 光と闇の暦 4月22日 大地と天空 ガイアとウラノス
今日の光の神:ガイア(ギリシャ神話・大地母神)
4月22日はアースデー(地球の日)です。ギリシャ神話に謳われるガイア(Γαῖα/Gaîa)は最初の神々の一柱で、大地そのものを表す原初の女神です。混沌(カオス/Χάος/Kháos)から生まれ、天空であるウラノス、海のポントス、山々を産みました。彼女はすべての生命の母で、大地に立つすべてのものはガイアの上にいます。現代では「ガイア仮説」として、地球全体を一つの生命体として捉える考え方も生まれています。
今日の闇の神:ウラノス(ギリシャ神話・天空の神)
ウラノス(Οὐρανός/Ouranós)はガイアの息子かつ夫でもある天空の神です。ガイアとの間に多くの子供をもうけましたが、その中のキュクロプス(Κύκλωψ/Kýklōps)やヘカトンケイル(Ἑκατόγχειρες/Hekatónkheires)を醜いという理由で嫌い、タルタロスと呼ばれる地下の奥深くに閉じ込めました。苦しむガイアは末息子のクロノスに大鎌を渡してウラノスを去勢させました。ウラノスは支配と抑圧を象徴する存在です。
光と闇
大地であるガイアはすべてを受け入れ育てようとしましたが、天空であるウラノスは空高くから見下ろして気に入らないものを排除しようとしました。大地はすべてを包み込む大きさがあり、天空は高く俯瞰でものを見ることができます。私たち全員がガイアの子供だとしたら、その母に対してどう接しているでしょうか。私たちは地に足をつけていることを忘れ、ウラノスのように他人事だと考えてはいないでしょうか。
この日のテーマ 大地と天空の関係
ガイアが見ていたのは常に現実ですが、天空から見ているウラノスは常に自分が正しいという領域から行動していました。いくら言っていることが正しいように思えても、実際の状況を知らなければ反感を買ってしまいます。地べたで泥まみれになっている人にとって、上から降る正論が役に立つことはないでしょう。自分が天空から見下ろしていないか、足元の大地を見ているかを把握することはとても大切なことかもしれません。