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365日 光と闇の暦 5月7日 母なる女神の二つの顔 デーヴィーとカーリー

今日の光の神:デーヴィー(ヒンドゥー教・母なる女神)

 デーヴィー(サンスクリット: देवी / Devī)はヒンドゥー教での女神の総称で、究極の女性原理シャクティが顕現したものです。慈愛に満ちた母であり、宇宙のすべてを育む存在として信仰されています。パールヴァティーの名は愛情深い妻の側面を表し、ラクシュミーとしては豊穣をもたらし、サラスヴァティーの名では知恵を授けます。インドではマー(母)と呼ばれ、子供を癒し、畑に実りをもたらすとして日々祈りを捧げられています。

今日の闇の神:カーリー(ヒンドゥー教・破壊と変容の女神)

 カーリー(サンスクリット: काली / Kālī)は黒い肌の女神で、斬り落とした首を連ねたネックレスや腰に巻きつく切り取られた腕という姿で知られます。血に飢えた舌を出し戦場で踊り狂うという恐ろしい女神ですが、カーリーもデーヴィーの一面を表しています。彼女は悪を滅ぼすために出現した母神の怒りの顕現です。アスラの軍勢と戦うなら優しい女神では太刀打ちできません。彼女の見た目の理由は、母が子を守ろうと牙をむいたためなのです。

光と闇

 デーヴィーとカーリーは、一柱の女神が内包する別の要素を表しています。母はただ優しいだけではなく、我が子の安全を脅かす敵に対しては容赦なく立ち向かうでしょう。その激しさは愛の深さを表したもので、カーリーは深い愛情を怒りの相として顕しているのです。またインド哲学では破壊と創造という概念が重視されています。母性は我が子を慈しみ育てる力とその子を守るために外敵と戦う力をどちらも内包しています。

この日のテーマ あなたの中の激しさ

 自分の大切なものを守るために自己主張をすることはできますか?あなたが怒りを飲み込むとき、それにはどのような理由があるのでしょうか。怖くて言えなかった、人と揉めたくないからなど頭に浮かぶことはたくさんあるはずです。自分のためには声を上げられなかったとしても、大切な人が傷つけられたら声を上げることもあるでしょう。激しさは決して暴力的という意味ではありません。必要なときには誰かを守れる強さを表現することも大切なのではないでしょうか。

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