皆さんは「オーパーツ」と言う言葉をご存じでしょうか。一度はどこかで耳にしたことがあるかも知れません。”古代のなにか”だったり”謎技術で作られたもの”だったりフワッとしたイメージではないでしょうか?ステラサーカスオンラインでは今後いろいろな「オーパーツ」を紹介していきたいと思います。まずはこの記事で「オーパーツとは何か?」を定義してみましょう。
現代人は「今までで一番栄えていて技術力の高い時代は現代だ」と思っていると思います。なので古い地層や遺跡から発見されたもの、海の底から見つかるものなども現代の技術には遠く及ばない技術で作られていると考えがちですが、そういったものの中から”その時代の素材や技術には到底そぐわない、おそらく人間によって作られたもの”が発見されることがあります。
これを「オーパーツ」と呼びます。オーパーツ(OOPARTS)とはなにかのパーツのことではなく”Out-Of-Place ARTifactS”を略した言葉です。”Out of Place”は”場違いな”、”Artifacts”は”人工物や工芸品”と訳されますので、「オーパーツ=場違いな人工物」と言う意味になります。
オーパーツの有名どころと言えば、やはり「水晶のドクロ」や「アンティキティラ島の機械」「アビドス神殿の壁画(ミサイルやヘリコプターに見えるものなど)」でしょうか。これらは詳細を調べ上げられ、当時の考古学者や科学者がこの時代の技術では作れないものだ、作るにしても膨大な時間とコストがかかるものだ、と認定し、晴れてオーパーツの仲間入りを果たしました。
もちろん、こうして発見されるオーパーツの中には捏造されたものも含まれており、発掘された当時の技術での判定・測定ではわからなかったことが、現代の技術の進歩によってオーパーツとは言えないのでは?と言われるものも多数出てきているのが現状です。どこにでも有名になりたい人、お金を稼ぎたい人はいるんですね…。
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