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オーパーツ大好き!カブレラストーン

カブレラストーン

 今回はカブレラストーンをご紹介したいと思います。野球選手っぽい名前ですけど全く関係ないですからね。

 1961年ペルーのイカにて、イカに流れるイカ川が豪雨で氾濫した事がありました。この氾濫で削られた地層から不思議な模様が刻まれた石が大量に発見されました。石を発見した農民たちはイカの町の名士である医者のハビエル・カブレラ氏の元へ持ち込みました。カブレラ氏はこの模様がいずれも人間と恐竜、南アメリカには生息しない植物がモチーフになっていたことに驚きました。

 多くの恐竜が描かれていたり、恐竜に餌を与える人間たちが描かれた石もありました。しかし、恐竜と人類が共存した歴史はありません。もしこの石が恐竜と人間が生活をともにした様子を描いた石なら歴史的な大発見です。カブレラ氏は農民たちと協力し15000点以上の石を発掘し、然るべき機関に鑑定を依頼しました。その結果、少なくとも12000年以上前に作られたものだとわかりました。

 カブレラストーンに描かれたモチーフは実に様々です。代表的なのは恐竜の姿を描いたもの、特にトリケラトプス、ティラノサウルス、ステゴサウルスと言った大人気の恐竜です。これらの恐竜が人間と共存しているような、恐竜を狩猟しようとしている人間、恐竜に乗っているような図柄もありました。

 更には高度な医療技術の様子。心臓の手術をする様子や脳手術を行っている図柄など、古代にも硬度な医療技術があったような図柄、星や天体を観測しているような天文学的な図柄、歯車や機械のような図柄、ナスカに近いこともあり、ハチドリやクモ、サルなどナスカの地上絵によく似たモチーフのものもありました。

 と、まぁここまで読んでもらえたなら薄々感じていると思いますが、本当に本物なのかと。疑いたくなりますよね。カブレラストーンは発見当初からその真偽は問題とされていました。

 石の年代を調べただけでは古代の物と鑑定されても当たり前な気もしますし。何より描いてあるものがわかりやすすぎる。ナスカの地上絵モチーフや人気恐竜ばかりなことも現代によせているように見えてしまいますね。更には、発掘された場所や地層などが明らかになっていません。農民たちが掘ってきました!って持ってきたものを買い取るスタイルだったので、一緒に発掘をした訳でもなさそうです。

 更には!最初の発見者である農民が自分と妻で制作したものだと告白してしまったのです。近くの山で見つけた石にやすりやサンドペーパーで加工したのち、酸や火によって表面を加工すれば比較的簡単に制作できるそうです。少し風化させたければその後に地中に埋めれば万全ですね。

 それではカブレラストーンは農民が作った贋作だったと言うことで…。

 とはしない方がやっぱりロマンありますよね!確かに上記の方法で作れるのかも知れません。確かに発見者が作ったものもあるでしょう。じゃあ全部が贋作ですか?と問われたらYESと言うのは難しいかも知れません。最初の一つ目は本物だったのかも?それを模して贋作作りに手を染めてしまったのでは?高価で買い取ってくれるのならば作っちゃえみたいな事もあったかも知れません。じゃあこのモチーフと芸術性は誰が考えたものなのでしょう。

 これらは最早確認するすべもありません。発見者も捏造したものと告白し、作成方法を暴露して亡くなってしまいました。

 個人的な意見になりますが、贋作を作るための本物があった説を信じたいと思います。その方が夢がありますもんね!恐竜と人間がいた世界。そんな楽しそうな時代があったのなら後世に残したいと思って石に模様を刻むこともあったかなぁと思いたいです。

それでは今回はこの辺で。

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