スピリチュアルの世界では、「自分を愛する」「自分を認める」ことが大切だと言われています。けれど、その方法についてはあまりにも表面的なアドバイスにとどまっているのが現状ではないでしょうか。自分を愛するために、認めるために傷を見つけ、その傷を癒し…そしてまた傷が出てきて、また傷を癒し…。傷ができた原因となる出来事を思い出すことで当時の感情を再体験し、またしばらくダメージを受けることもあります。この不毛なループから抜け出すにはどうすればいいのでしょうか。

　日本では元号が変わって令和の時代に入ったときに変化を感じた方は多かったと思いますが、世界的にエネルギーの状態が変化しています。宇宙に住む存在とのコンタクトが起きたり、UFOの目撃情報が増えたりしているのは、ガイアとしての地球が人間より一足先にアセンションしたことに関連しています。周波数が上がったので、それまでの方法論が通じないところが出てきたということになります。

【パチャクティの時期】

　では人間はどうでしょう？多くの文化の中で、今という時は大きな進化や愛に基づいた変化の時期だと言われます。例えばインカの系譜において現在は「パチャクティ」、天地がひっくり返る…それまでの当たり前がそうではなくなる大きな時期に当たり、前回のパチャクティはスペイン人によるインカ帝国への侵攻でした。大変な時期であることは間違いないのですが、逆に言えば、今までの自分を壊す覚悟とエネルギー、そして自分が完全に傷を癒して新しい自分になるという意図があれば変化を起こせる時期だとも言えます。