「現在の三次元世界から五次元へと地球が次元上昇する」というアセンション。未だにアセンションについての本やクラスなどは数多く、覚醒メソッドなどとも結びついて根強い人気をキープしています。アセンション後は争いもなく精神性が重要視される世界になり、地球そのものがアセンションに向かっているとも言われます。かつては2012年がアセンションの年だと言われ、マヤ暦の終わりの周期だということと併せて「間に合わないと地球は滅亡する!」というスピリチュアリストも数多く存在していました。
そして2023年になった今、アセンションは2038年だと言っている人がいたり、間に合う・間に合わないなどと言っている人がいたりします。いったい何に間に合わないんでしょうか…。そんな疑問を抱えつつ、2012年を迎える前にスピリチュアリストや科学者がどう言っていたのか検証してみたいと思います。
エハン・デラヴィ氏 『超入門アセンション 2012(5次元文庫)』
2012年、二ビル(惑星X)が太陽に接近して起きる太陽嵐のために人類は一度終わりを迎える。ただし人類はこれで終焉ではなく、復活して新たな生命体へと進化する。キリストが「私がしたこと(復活)について、あなた方は私より上手にできるだろう」という言葉を残している。 強い信念を持って情報を集める必要がある。ただ「人間が光になる」というような考え方は甘い。人間は複雑な細胞を持った生き物であり、重要なカギを握るDNAをプログラムしたインテリジェント・デザインの存在が考えられるだろう。
ゲリー・ボーネル氏 『新・光の12日間―5次元へのシフト』
2012年12月15日から25日までの「光の12日間」を経て、物理的な身体とエーテル体がブレンドし、 DNAがシフトする。それまでの科学は実際に起きたアセンション現象を集団幻覚だと見なそうとするため新しい世界秩序(NWO)との最後の戦いが起きるが、疾病がなくなりフリーエネルギーが発見されるなどを経て、最終的に人類はサイキック能力を使えるようになり、食欲も睡眠欲もなくなる。