1971年に本人が「天使」と呼ぶアセンデッドマスターたちとの交信が始まって以来、彼らに教わった情報を発信し続けてきたドランヴァロ・メルキゼデク。今ではスピリチュアルだけでなく、デザインのモチーフとしても使われるフラワー・オブ・ライフは、ドランヴァロの著書『フラワー・オブ・ライフ』によって世界にもたらされました。
その『フラワー・オブ・ライフ』は第1巻と第2巻に分かれていて、2001年に日本で出版されました。その頃のヒーラーたちはかなりお世話になった『ライトボディの目覚め』の翻訳も手掛けた脇坂りんさんが翻訳しています。これはスピリチュアル・エマージェンシーについて詳しく書かれていて、自分の状態を確かめるのに使う人が多かった本ですね。
『フラワー・オブ・ライフ』の前書きには「ワークショップをビデオにして世界中に広めようと決意したが、内容や範囲がその人のスピリチュアルな認識を超えているため理解できない人が続出。ビデオで理解できた人はわずか15%だと判明」という内容が書かれています。ドランヴァロは1984年の12月からワークショップを始めていますが、ワークショップだけでなく本にチャレンジしたけど理解できない…という人も続出。現在は当時より理解できる人の割合は増えているはずですが、当時の集合意識ではかなり難しかったのです…。
その理由のひとつは、まずアトランティスとトート、シリウスとエジプトやペルーとの関係、シュメールの歴史からレムリア人、意識の進化におけるエジプトの役割といった地球上の時間と空間を無視したような広大な内容。そしてその裏づけとなるような形と構造の意味、クリスタル、人体に関わる幾何学、フィナボッチ数列と二進法数列の極性一致…、ここまでが第1巻です。
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