「スピリチュアルな信念があるのでお肉は食べない」「体の健康が気になるので薄味を心がけている」なんていう方は多いのではないでしょうか。マック大好き!なぜなくなってしまったの森永ラブ、特にツナマフィン!という時代が長かった私ですが、最近は心がけて野菜を摂ったり、山のようにサプリを飲んだりしています。
野菜には豊富なビタミンやミネラルが含まれ、免疫力や骨の維持、血圧の調整、エネルギー代謝を助けるなど肉体に必須の機能をサポートしてくれます。豊富な食物繊維は血糖値やコレステロールの調整を助けるほか腸をきれいにしてくれますし、ポリフェノールやカロテノイドなど抗酸化物質は、私たちを若々しく保つために大切です。
そして、ここで登場するのが「色」。カラーセラピーやライトセラピーがあるくらい、色は私たち人間に大きな影響を与えるものです。そこで食事のときには虹の七色を意識しましょう!という提言をする専門家が増えているのです。野菜や果物にはいろいろな色があり、それぞれが含む栄養素を教えてくれています。虹の七色を意識したご飯、考えるだけでヘルシーですよね。
では、それぞれの色とその野菜や果物が持つエネルギーを見ていきましょう。
赤色 抗炎症、抗がん、細胞の保護、胃腸・心臓・肝臓の健康、ホルモンの調整
橙色 抗菌、抗がん、細胞の保護、免疫の健康、肌を整える、ビタミンAの供給源
黄色 抗炎症、抗がん、細胞の保護、認知力、目・心臓・血管の健康
緑色 抗炎症、抗がん、細胞の保護、脳・心臓・肝臓・肌の健康、ホルモン調整
青・紫・黒 抗炎症、抗がん、細胞の保護、認知の健康、心臓の健康
白~茶色 抗菌、抗がん、細胞の保護、胃腸の健康
どんな色の野菜であっても、それぞれが持つ栄養素が抗炎症や抗菌作用とガン予防に有益なんですね。色が違うことで働きかける部位が少し異なっています。ご自分の気になる色を多く摂ってもいいのですが、理想としては「一回の食事でできるだけ完全な虹を作る」のを目指したいところです。食べ物リストは次の通りです。
赤色 トマト・パプリカ・リンゴ・小豆・ビーツ・ザクロ・唐辛子・スイカ・ラズベリー類など
橙色 サツマイモ・みかん・ターメリック・パパイヤ・マスクメロン・人参・パプリカなど
黄色 梨・バナナ・パプリカ・ショウガ・レモン・パイナップル・トウモロコシ・キビなど
緑色 アスパラ・アボカド・スプラウト類・ブロッコリー・オクラ・キャベツ・セロリなど
青・紫・黒 ブルーベリー類・紫キャベツ・なす・イチジク・ケール・プルーン・オリーブなど
白~茶色 カリフラワー・ココナッツ・にんにく・マッシュルーム・玉ねぎ・ナッツ類など
いろんな色のパプリカを、オリーブオイルでグリルして塩を振るだけでも半分以上カバーできそうですね。そこにカリフラワーとピーマンを加えて、デザートにブルーベリーを食べたら虹の七色が完成です!
ここ数年の欧米スピリチュアルでは、食べ物を扱うクラスが増えています。砂糖や主食、トマトやフルーツなどの糖質の高い食品を食べずに、一度体内から糖質をデトックスするクラスなんていうのも…。「食事ガチ勢」は脳の修復やダイエットなどのため、かなりストイックに糖質をカットして指示されたサプリを山のように飲んでいたりします。そこまではできなくても、一日のうちに虹を作ろう!という目標なら楽しくできるのではないでしょうか。