この世界、地球という場は二元論で成り立っています。光と闇、男と女、昼と夜、上と下・・・。スピリチュアルの世界では、何か悪いものとして認識したものを個別に癒していこうとする、マイナスを少しプラスに持っていこうとする方法論が多くのヒーリングで採用されてきました。
四次元までは二元論が成立している世界なので、「上に立つ者」と「一般的な人」とは二項対立の状態にあります。「一般的な人」は「上に立つ者」が作った社会の仕組み・マトリックスの中で、より多くのお金、権力、名声を得ようとするピラミッド構造となっています。
スピリチュアルの世界では、各メソッドによって異なりますが例えば五次元や7層などと呼ばれる二元論を超えた世界があると教えられています。分離はなく、慈愛に満ちていて、願いはすぐに具現化していく世界です。
・・・そんな世界が今ここで実現できるとしたらどうでしょう。
私が今行っているのはそんなワークで、生まれてくる前に描いていたベストの青写真を実現しようとするものです。そのために自分の意識をどう使っているか把握し、必要なときにはエゴを可能な限り全てなくし、それを助けてくれるETとコンタクトを行い(肉眼で見えることも多い)、パラレルワールドと呼ばれるタイムライン上にある最高の状態を今の自分のタイムラインに織り込んでいきます。
地球は三次元~四次元ですが、五次元のより高波動な状態で生きることができれば、現実的な願いはわりと簡単に叶えられます。少し前に流行っていた引き寄せの法則を考えてみます。
上は周波数が粗い(低い)、下は周波数が細かい(高い)状態
オーラやエネルギー(肉体の電磁場)の中に磁石として電気的なエネルギーがあるなら、単純に高周波の線の方が距離が長い(=表面積が大きい)ため、引きつける分量が多くなります。吸い込み量の多い掃除機みたいなものでしょうか。横軸は一定の時間を表すと考えていただければと思います。
そして、高周波の状態とは傷が少ない状態、歪みがより少ない精妙な状態なので高い周波数を保っていれば自動的に自分の傷に気づきやすくなります。鶏が先か卵が先かみたいな話になりますが、自分の中にある傷に気づいて周波数を上げていけば、それは自動的に癒されるということになります。
「自分の傷に気づく」ことは「自分の意識の使い方を把握する」「エゴをその時わかる限り全てなくす」ということとイコールです。傷がないこと=より幸せに過ごすことになり、自分のエネルギーの中に歪みがなくなれば引きつけるものは自動的に好ましいものになります。そうして徐々に自分にとって最高の状態に近づいていくことになるのです。
傷を癒やせるのはあくまでも自分自身なので、変わる覚悟、内面を見つめ直す覚悟は必要になりますが、一日に10分しっかり体の中に入ってグラウンディングするだけでも変化は起きるはずです。意識を体外に飛ばさず、肉体に入り切ることが重要です。エネルギーを飛ばしたら重力を利用できず、五次元に至ることができません。地球のエネルギーを理解しなければ、ある意味「次の段階」である五次元の状態には入れないのです。
五次元では二元性が存在できなくなるので「正直者が報われる世の中」に近づきます。私個人は子供の頃に経験した「私は目の前のこの友達であそこで犬の散歩をしてるおじさんで犬で・・・地球全部私だった!なんじゃこりゃ!」という分離のない状態を再現したくて続け、それができるようになりました。そして実際に7つの扉的なものを見て、通ってを繰り返しています。ちなみに『鋼の錬金術師』でいう真理の扉はホントにあるからね!!と力説しておきます(笑)
私の小学生時代からの夢は「世界の理をすべて知ること」であり、「わが生涯に一片の悔いなし!」と言って高々と右手を上げたまま死ぬことなわけですが、少なくとも後悔のない状態で自分は死ぬだろうと確信しています。私がそうだったように、人生の中で何かが足りないと思ったら、思い通りにならなくてどうすればいいのか途方に暮れていたら、真実を知っているその人を探してください。その人は絶対に自分を特別だとは言いません。言葉数も少ないかもしれません。でも、その人の在り方とエネルギーでわかるはずです。
・・・あなたの夢はなんですか?(・◡・)
(2018年にAmeba Blogに掲載した内容をリライトしています )