青帝

365日 光と闇の暦 4月4日 清らかな気と濁った気 青帝と瘴鬼

今日の光の神:青帝(中国神話・春の神)

 4月4日頃は二十四節気の清明にあたります。清明とは「清浄明潔」を略した言葉で、万物が清らかで生き生きとする時期を意味します。青帝(せいてい/Qīngdì)は中国神話の五帝の一人、東方と春を支配する神で、木の気によって万物を成長させる力を持っています。青帝はこの時期になると春の神である句芒(こうぼう/Gōumáng)を従え、草木を芽吹かせるとされています。清明節は祖先の墓を掃除し供物を捧げる日でもあり、死者への敬意と生命の循環を象徴しています。

今日の闇の神:瘴鬼(中国民間信仰・病の鬼)

 瘴鬼(しょうき/Zhàngguǐ)は中国民間信仰において病気をもたらす鬼とされてきました。湿地や密林、換気の悪いじめじめした場所に棲み、瘴気(悪い気)を操って人々に熱病や疫病をもたらすといいます。瘴鬼は清明の「清浄明潔」の反対にある、濁って淀んだ状態を象徴しています。瘴鬼は気の流れが滞った場所や人の近くに現れます。

光と闇

 気は流れていなければなりません。流れが滞れば濁ってしまうからです。青帝の力は清浄な流れを生み出し、逆に瘴鬼は淀んだ場所に棲みついて仲間を探しています。これは心にも当てはまるのではないでしょうか。マイナスの感情や重たい思考は溜め込むと濁り、言葉や行動として外に出せば発散されて清まります。清明は外側だけでなく内側の気も清らかにするのにいい時期なのかもしれません。

この日のテーマ 気の流れ

 何日も言いたいことを飲み込み続けていて、体が重くなっていくのを感じたことはありませんか?逆に自分の思っていることを思い切って口に出したらすっきりしたという経験もあるのではないでしょうか。中医学では感情の滞りが病気の原因のひとつだと考えてきました。言葉にしなかった怒りや表に出さなかった悲しみは自然に消えることはなく、体のどこかに溜まっていきます。今、あなたの中に淀んでいる思いはありませんか?

関連記事一覧