アラスカ州ジュノー メンデンホール氷河

世界の都市伝説:アラスカ・トライアングル

 世界の都市伝説を巡るお話、略して『せとでん』。名古屋を走る電車とは全く関係ありませんのであしからず。

 今回は「アラスカ・トライアングル」をご紹介したいと思います。〇〇トライアングルと言うとバミューダトライアングルが有名ですが、それとは別にアラスカにも魔のトライアングルと呼ばれる地域があるのをご存じでしょうか。アラスカ・トライアングルでもバミューダトライアングルのように多くの失踪事件や奇怪な現象が報告されていて、科学では説明できない事象も多く、地元では古くから”呪われた土地”として語り継がれてきました。

 アラスカ・トライアングルは、最大の都市”アンカレッジ”、アラスカ州の州都”ジュノー”、最北部にある都市”ウトキアグヴィク”を結んだ広大な地位を指します。この中には氷河あるし、山岳地帯もあるし、原生林やツンドラが広がっていて人口密度はかなり低い地域です。にもかかわらず驚くほど多くの人々がこの地域で失踪していて、年間で2000人以上、延べ2万人以上がここで行方不明になっていると言われています。

 この地域で最初に有名になったのは、1972年にアメリカ下院議員のヘイル・ボッグズを含む4人を乗せた飛行機がアンカレッジからジュノーへ向かう途中で忽然と姿を消してしまった事件です。沿岸警備隊、海軍、陸軍、空軍のほか、民間航空警察、民間の捜索救助機が投入されたほどの大規模な捜索が行われましたが、機体も乗員も一切の痕跡が見つかりませんでした。この飛行機がどこに行ってしまったのか何が起きたのかは現在でも判明していません。

 その他にも飛行機失踪事件が起きていたり、家族がいなくなってしまったり、写真家が失踪してしまったりと、多くの失踪事件が起きています。

 また、この地域に住んでいる先住民、アサバスカン族やトリンギット族たちの言い伝えでは山や谷には悪霊が住んでいると伝えられています。クシュタカと呼ばれるカワウソの姿に変身できる悪霊がいて、人間たちをカワウソの姿で惑わしてさらって行ったり、殺したり、クシュタカに変えてしまったりすると言われています。

 また、バミューダトライアングルと同じように、この中に入るとGPSが使えなくなったり、突然無音状態になったりするという報告があります。実際に多数の失踪や事故が記録されていますが、この地の自然条件の厳しさも調査や捜索が難航してしまう条件の一つです。

 オカルト的にはUFOの目撃談が多発していたり、異次元へ転送されてしまった説や地球の磁場や電磁的エネルギーが集中する場所があり”何か”が起きたとする説など、様々な説がささやかれています。

 現在でもテレビ番組やドキュメンタリーでとりあげられることもあるので、現在進行中の都市伝説ですね。この地域を飛行機飛ぼうとする時にはどうかアラスカ・トライアングルのことを思い出してくださいね。

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