木の幹

魔女になりたい人に 11

 前回は動物とのコミュニケーションについてお話ししましたが、今回はもっとダウン・トゥ・アースで、植物とのコミュニケーション方法について練習しましょう。

 動物たちは音声でコミュニケーションできますが、植物はそうもいきません。サボテンなどは優しい言葉に反応するともいわれていますが、今回はもっと植物全般に使える方法をお教えします。

 それはあなたの「手のひら」を使う方法です。嘘だと決めつける前に、まずは試してみてください。

 安全な公園などで、そこで一番元気の良さそうな木を探しましょう。このとき、神社の御神木などを無闇に使うのは神々への失礼にあたりますから、やめてくださいね。

 どの機にするか決めたら、よく洗った手をそっと幹に当ててみてください。最初は何も感じないかもしれません。でもじっとしていると、なんとなく、ではあるでしょうが微妙な波のようなものを感じてくるはずです。しばらくしても何も感じないと思うのであれば、そのまま、近くにある他の木の幹に手を当ててみましょう。きっと、先ほどの木とは違う感じがするでしょう。それが木から何かを「感じて」いる証拠でもあります。

 一度この感覚がわかると、自宅で栽培している常緑樹や、鉢植えの花の感覚も感じられるようになります。また、花瓶にいけた切り花が悲鳴にも近い必死さで、残された命を生きぬこうとしているのも感じられるでしょう。

 こうやって植物とコミュニケーションをとることに慣れてくると、大きくて元気な木などには「今日はすごく疲れているから、エネルギーを少し分けてください」とお願いすることもできるようになってきます。もちろん、そうしてエネルギーを分けてもらった木には、乾燥した日にちょっとお水をあげるなどして、しっかりお礼をするのも忘れないでください。自然は貪るだけの人間を尊重してくれません。魔女になりたいならば、そのことを忘れないでください。

(ヘイズ中村 魔女・魔術師&占い師・執筆家
中学生時代から研究と修行の道に入ったのに神秘性の欠片もない神秘家
HP https://www.fortunamoon.com)

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