世界の都市伝説:ナイト・マーチャーズ
世界の都市伝説を巡るお話し、略して『せとでん』。名古屋を走る電車とは全く関係ありませんのであしからず。
今回はハワイで有名な都市伝説「ナイト・マーチャーズ」のお話しをしたいと思います。日本人はハワイ大好きですからね。やっぱり怖い話も知っておかないといけないですよね!楽しい気分で旅行に行って、ふと思い出すといいですよ…ふふふ。
英語では「ナイト・マーチャーズ」と言いますがハワイ語では「Huakaʻi pō」(フアカイポー)と言いまして、深く伝統的な信仰や歴史に絡んだお話です。
ナイト・マーチャーズは、かつてのハワイ王族や位の高い戦士たちの霊が真夜中に行進する姿として語られています。古い戦場跡や王族のお墓、聖なる遺跡などに現れ、古代ハワイの戦士の格好をし、武器を携え、松明を持ち、太鼓やほら貝を吹きながら行進をすると言われています。彼らは勝利を夢見て今でも行進しているらしいです。
ハワイに住む人々は、このナイト・マーチャーズが通る場所には近づかないのが常識です。なぜなら、ナイト・マーチャーズは神聖な存在ではあるものの、行進を見てしまったり、戦士たちと目が合ってしまうと魂を取られてしまう=死んでしまう、行進に加えられてしまう=死んでしまう、などと言われているからです。
しかし、助かる方法が2つほどあります。
1つは、地面に伏せて頭を下げ、恐れと敬意を払って行進がすぎるまで耐えることです。目を合わせてはいけないので下を向いたまま頭をあげてはいけません。もう1つは、もしその行進の中に先祖がいたら助けてもらえると言うものです。確認するには凝視しなくちゃいけないし、いない時のリスクが高すぎるのでおススメは出来ませんね…。
ハワイに住む人々は信心深いし、先祖を大切にしているイメージがありますよね。ナイト・マーチャーズが現れると言われる場所も、先祖や自然を大事にしている場所と重なる部分が多いです。その土地や祖先に対する尊敬や畏怖や敬意があるからこその大事な場所、踏み荒らして欲しくない場所なので、ナイト・マーチャーズが現代にも信じられているお話しなのかも知れませんね。
ハワイに行かれる方も多いと思いますが、夜に神聖な場所へ行くのは避けて、ハワイの文化や伝統への敬意は忘れないようにしましょうね。早寝早起きが一番ですよ!