[コラム] サバイバル番組のアレが遺跡になったりしないのだろうか その2
サバンナではこのボマのような形を作り、ジャングルでは木と葉っぱを使って作るんです。高床式にしたり枯草や砂を敷き詰めたり、一方に崖を利用したりすることで快適に安全な拠点作りをするんです。動物から身を守るための囲いなので結構な量の木が使われていたり、炭と灰が蓄積していったりしているのがわかります。
チャレンジの最終日やリタイアした時に火に水をかけて消火をしてから出発するんですけど、するのは消火だけなんですよ。使ったシェルターはそのまま。もしかすると”後でスタッフが美味しく片づけました”なのかも知れないんですけど、描写も注意書きもないので、放置して帰ってしまったのではないか…と思わざるを得ない。
だとするとですよ?
そのまま放置しても木だから朽ち果てて還元されると思われているかもしれませんが、そこまでにはかなりの時間と条件が必要です。ジャングルでは湿気や細菌の影響によってサバンナよりは早いかも知れませんが、乾燥したサバンナでシロアリに襲われなければかなり長い時間そのままになってしまうのではないかと。
日本の建築を考えてみてください。法隆寺で使われているヒノキは1300年経っていると言われているんですよ。もちろん自然の状態とは言い難いですが、使い方によっては腐る・朽ちるまでに相当な時間がかかる素材なんです。炭に関しては自然に還らないものと認識が広がっています。近年はBBQでも炭は持ち帰って捨てましょうって言われていますからね。サバンナの炭も現地に残ったままになってしまうんじゃないかと。
私はナチュラリスト過激派ではないので環境に悪いじゃないか!とか言うつもりはないんですが、何が言いたいかと言うとココでタイトル回収ですよ。
未来人が、
「2000年代ごろに、原人のような生活をした痕跡をアフリカで見つけた!この頃まで原人は生きていたのだ!」
ってなりかねないと思うんですよね(笑)
人間が住んでいない地域に行ってわざわざ痕跡を作ってるんですよ。昔こんな番組があったんだとか資料が残っているとも限らないし、サバンナって言葉が無くなっていてもアフリカが違う名前になっていたとしても、次の文明が始まっていたとしてもサバンナに置いていった炭はそこにあり続けるだろうし、急に氷河期が来て地球が凍ってしまったとしたら抜け落ちた髪や食べた獣の骨はサバンナに眠り続けることになりますよね。
それはそれでロマンだなぁとか番組の本題とはズレたところも面白い全裸サバイバル。是非ご覧ください。
全裸サバイバルって言ってますけど、”The Naked”って番組名らしいんですよね…。YouTubeでは”全裸サバイバル”としか書いてないんですけど(笑)しかも原題は”Naked and Afraid”らしいのでオープニングで出てくるのはこのNaked and Afraid
なんです(笑)
なので人と話す時に「全裸サバイバル」で行くのか「ザ・ネイキッドでさ~」って言うのか「ネイキッドアンドアフレイドってあるじゃ~ん?」って攻めるのか、そんなとこでも悩ましい。とんでもなく性格の悪い人間も出てくる全裸サバイバル。是非ご覧ください。