ロンゴロンゴが刻まれた魚の形のタブレット

ロンゴロンゴとは?イースター島に残された未解読文字の謎

現在地 失われた声を求めて

 ロンゴロンゴの解読はヴォイニッチ写本以上に困難かもしれない。資料が極端に少なく、読み手が誰もいない。さらに言語的な手がかりも乏しく、文字かどうかすら確定していない。

 それでも研究は続く。近年はデジタル画像解析により、今まで見落とされていた細部の記録が進んでいる。新たなパターンが発見されれば、それが突破口になる可能性もゼロではない。

 ただし期待しすぎは禁物だ。150年以上解読できていないという事実は重い。もしかするとこの謎は永遠に謎のままかもしれない。それでもロンゴロンゴは、絶海の孤島で暮らす人々が何かを記録しようとした痕跡として確かに存在している。モアイと並ぶラパ・ヌイ文明のもうひとつの遺産だ。

参考資料・リンク
  • Fischer, S.R. (1997) “Rongorongo: The Easter Island Script” Oxford University Press
  • Barthel, T. (1958) “Grundlagen zur Entzifferung der Osterinselschrift” Hamburg
  • Rongorongo Database (ロンゴロンゴ資料のデジタルアーカイブ) https://www.rongorongo.org/
  • Easter Island Statue Project http://www.eisp.org/

関連記事一覧