オーパーツ大好き!ニューグレンジ
今回は「ニューグレンジ」をご紹介いたします。
ニューグレンジはアイルランド・ミース県にあるブルー・ナ・ボーニャ遺跡群にある巨大な遺跡で、紀元前3100~2900年ほど前に建設されたとされる世界最古級の建造物の一つです。大きな塚の形状で直径約76m、高さ12m。塚の中には直径の2/3ほどの長い通路が真っすぐ伸びていて、先端に十字型の部屋があります。外壁や天井は石を組んで作られていて、使われた石は約20万トン以上だとされています。
5000年前のものと測定されましたが、これはエジプトのギザの大ピラミッドより500年前のことで、イギリスのストーンヘンジよりも1000年ほど前に建設されたことになりますね。つまりエジプトのピラミッドよりも昔に、古代人たちが遠方より巨石を運んで塚を作った超巨大プロジェクトだったって事なんです。ピラミッドが最古だと思っているのが一般的な認識だと思うんですが実は違うんです。
ニューグレンジが何なのかと言うのは議論が分かれるところではあるのですが、内部にある石のお皿から人骨が5体分見つかったことからお墓だとする説が有力です。しかし、天文学や周囲の遺跡の位置関係や神話などを考慮すると、太陽信仰や天文的な儀式や暦を知るために使われていたのではないかとする説も提唱されています。
と言うのも、お墓だとすると5体の、しかも一部しかないのはおかしいんじゃないかと言う反論があったこと。塚の長い通路が冬至の朝にだけ真っすぐと日が差して部屋の床を照らすように作られていること。この二つが現在主流の説になっています。
今から5000年以上前の建造物が現在も残っているってすごいことですよね。技術にしても素材にしても何か特別なことをしているのかしていないのかハッキリしていないのにこんなに長い時間、人間の手によって作られたものが遺っていることがオーパーツだとも言えますよね。人間じゃない何か別の手かも知れませんが…。
冬至があることや太陽が部屋にまで届くようにするには天文学や数学が必要になりますし、部屋の入口は持ち送りアーチと言う技法(屋根や天井を支えるための構造)が使われていたり、大分興味深い構造をしているのもニューグレンジの魅力です。
世界遺産に登録されているので観光をすることも出来ますが、部屋の中に入ることは出来ません。しかし冬至の日が近づくと中に入れる人を決める抽選会が開かれて、当選した50人の方が部屋に差し込む朝日を体験できるイベントが開催されています。
応募は3万人くらいが申し込むらしいので年末の運試しで申し込んでみるのもいいかも知れませんね!