疲れた会社員

世界の都市伝説:ゲーム開発は過酷?~その4~

 世界の都市伝説を巡るお話、略して『せとでん』。名古屋を走る電車とは全く関係ありませんのであしからず。

 それではゲーム業界の都市伝説についての続きを、今回で最終回です。今回は私の体験談をメインにお話しします。現在の開発現場とはかなり違って個性的な人たちが多く、色んなことにおいて緩すぎた時代の昔話ですね。

 最初に就職した会社には個性的な人がたくさんいました。個性的な、ね。仕事が出来る人、出来ない人、やらない人、ずっとしてる人。人の名前を覚えない社長やコミケ用の絵をずっと描いてる人、ずっとギター弾いてる人とか作曲出来ないサウンドの人とか。夜勤なんです?ってくらい夜来る人もね。人が減ったくらいに来てお酒飲みながら仕事してる人もいたなぁ…。許されてるか許されてないかで言うと許されてはいないんだけど仕事が出来るから文句が言えない感じだったんでしょうね(笑)

 コミュニケーションを取るのが難しい人も良くいたし、いつもニコニコしててまぁニコニコしてるだけなんだよなぁ…って人なんですけどね。いつも怒ってる人よりは無害だったんで良かったです。

 あの頃は全てが紙だったので、コロコロコミックよりも分厚い仕様書を渡されたりとかどこに何が書いてあるのか探し当てるのがとても大変だったり、変更箇所の周知がされてなくて大もめしたりと弊害も沢山ありましたねぇ。なにより、社内LANが構築されたばっかりだったり、フォトショップすら共用のMacintoshに一つ入ってるだけで使うのも申請してからみたいな時代でした。想像できますか?(笑) スマホは元より、携帯電話も普及していないし、PHSもギリギリなくて、ポケベル全盛期と言うとどれくらいの時代だったか伝わりますかね。仕事中にこっそり抜けて一番近い公衆電話まで走って行ったもんです。

 ここまでの話を見てもらうと何となくわかると思いますが、筆者は新入社員のくせにとんでもない不良社員というか素行が悪いというか、正論パンチで全てを殴り返してたというか…。はたから見たら個性的な人に思われていたのかも知れないですね。とにかくえらそうだったのは間違いないです、うんうん。先輩達にはかわいがってもらいましたが(笑)

 そんな自由すぎる時代のゲーム業界の話は、今の時代の人たちからするとほとんど全てが都市伝説のようなものに見えるかも知れませんね(笑)

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