ロシアの古い写真

前世とはなにか 魂の数と人間の数

 かつてオーラから前世を見るという番組がありました。霊的な面を扱うことを問題視されて終了しましたが、この番組を通じて日本でも前世という概念が知られるようになったと言えるのではないでしょうか。

 前世は貴族やお姫さまばかりだという批判もありましたが、実際に現世で重要なのはネガティブな方だったりします。前世が本当にあるかというの議論でよくあるのが「これだけ人間が増えているのに、魂の数が合わない」ですが、これはある種からくりのような仕組みになっています。

ワンネスと魂の生まれ変わり

 スピリチュアルでよく言われる「ワンネス」。私たちは死ぬと源に還りますが、そこでは「私だった」「誰かだった」部分が混ざり合って一つになっています。まだ肉体を持って学ぶ必要がある、もしくは学びたいことがあれば「生まれ変わる」ことになりますが、この時にエネルギーの坩堝から同じことを学びたい人たちの一部が肉体に収まる一人分の魂を形成します。ワンネスの状態では誰もが「私であって私ではない」ので、その一人分の魂は「私」と認識されることになります。

魂の数と人間の数

 「人の数と魂の数が合わない」のはある意味で当然だと言えます。量子が数えられないのと同じように、人間の魂も決まった形がなく、本来数えられるものではないからです。魂が「私」に属しているのは肉体がある間だけで、肉体が死を迎えたら「すべてである私」に戻ります。いわゆる幽霊になるようなことがあっても一時的(自分の生死がわからないとか、悪意を持ってこの世界に残ろうなどの場合だけ)で、多くは魂(魂魄)のうち魄、念や記憶が残っている状態だと思います。魄は同じ動作を何度も繰り返し、コミュニケーションが取れません。魄を処理しようとするなら、霊体への対処よりヒーリング系、場合によってはかなり雑な方法が合っているかもしれません。

前世はいくつあるのか

 ワンネスをベースに考えると、すべての前世を私たちは経験していることになります。ただ現在の「私」は肉体に収まった範囲なので、「そこに影響を及ぼしている前世」が「その人の前世」だと言えます。先に述べたように「魂は一人につき固定の一つ」ではないので、例えばマリー・アントワネットの前世を持つ人が同時に何人もいることもあり得ます。私の前世はツタンカーメン!だからあの人は違う!的なことはないということですね。

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