ブラックホールと無限大

次元を超える旅路 二元性の向こう側

 霊的(もしくは意識的)に「次元を超える」と言うとき、スピリチュアルの世界ではまず五次元を考えていると思います。この次元は「ただ存在である状態」「より大局的に物事を捉える」など言われるほか、ハイヤーセルフの統合と言っている人もいます。ですがこの次元での体験は言葉にすることが難しいんですよね…。言葉にしようとしても伝えきれないので、五次元を扱うチャネラーやティーチャーはエネルギーのトランスミッションをメインにしているはずです。テキストなどで理論は伝えられても、実際他者に経験させられるかどうかはティーチャー自身が次元を超えられているかどうかが重要だと思います。

 例えば三次元的な(現実世界に生きている状態)で「愛しています」という言葉を発するのと、五次元にいる状態で発する「愛しています」は全く異なります。いわゆる周波数とか波動と言われるものの違いによって、言葉の密度が変わるからです。多くの方が感じているように、五次元は光のエリアと言えるかもしれません(また別に書きますが、3-4次元の二元性のペアと同じように5-6次元のペアが存在し、六次元はネガティブな意味ではない「完全なる闇」のエリアです)。

 古代エジプトの流れでは、量子ジャンプを起こすためにひたすら自分の奥へ奥へと入っていく方法論が取られていました。自分の無意識の領域にある「陰、黒、ネガティブ」な要素など「二元性のどちらかに振れている状態」に気づく必要があるため、真摯に取り組めば取り組むほどきついやり方だと思います。これは「自分の体と意識を使って実践する哲学」だと言えるのではないでしょうか。

 地球が二元性の星である以上、最終的な目的は同じでも対になる方法論があり、それがインカのシャーマニズムです。私はケロ族から教わっているためそれ以外はわからないのですが、自分の中の重いエネルギーをスピリットに頼んで浄化してもらったり、聖なる山や川などに祈ることでエネルギーを軽くしてもらうという作業を毎日行います。エジプトの方法論が「自分で」だとしたら、こちらは「目に見えない力、スピリット」にお願いする形です。

 自分が持っているクラスでは、白でも黒でもなく「完全なグレー」になることを目的としています。中空に浮かんだひとつの量子(おそらくは重力子)になれれば次元を超えることができます。山の頂上を目指すのにいくつものルートがあるように、次元を超えるための道は決してひとつではないと思います。エジプトーインカの対だけではなく、いろいろなペアがあるはずです。どの道を選ぶとしても共通して必要なのは、自分自身を俯瞰で見られる状態になること。そのためには自分自身とは何か、誰かを突き詰める必要が出てくるかもしれません。

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