天日津久神社

日月神示が示す大地震の予兆 災害を避けるために

Taisuke.Kasuya, CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 宗教家・岡本天明が自動書記によって天之日月神(国常立尊だとされる)の言葉を書いたという『日月神示』。難解すぎて本人でも読めなかった原文を解読、漢字仮名交じり文にしたものは『ひふみ神示』と呼ばれる。オカルトの文脈で語られることの多い日月神示だが、歴史的事実と照らし合わせてみると驚くほどの一致が見られる。

日月神示での「陸が海となる」

 「海の津波気をつけてくれ、前に知らしてやるぞ」(水の巻 第10帖)。「江戸が元のすすき原になる日近づいたぞ」(富士の巻 第19帖)。「天地まぜまぜとなるのぞ、ひっくりかえるのぞ」(地震の巻 第1帖)。「陸が海となるところあるぞ」(水の巻 第5帖)。「浜辺からいよいよが始まるのざぞ」(富士の巻 第4帖)。

 これらの言葉通り、日本史の中で「陸が海になった」例はいくつか存在する。

白鳳地震(684年) 海底に沈んだ日本のアトランティス
白鳳地震では高知県沿岸にあった「黒田郡」が津波で沈み、約12平方キロメートルの田畑が一夜にして海になったという。日本書紀には「土佐の国の田苑(たぞの)五十余万頃(しろ)、没して海となる」と記されている。日本のアトランティスとも。

明応地震(1498年) 海とつながった浜名湖
浜名湖はそれまで淡水湖だったが、明応地震による津波で砂州が決壊、海水が流入したことで汽水湖となった。現在の「今切口(いまぎれぐち)」はこの時にできた。

貞観地震(869年) 東日本大震災と重なる浸水域
貞観地震で津波に呑まれた仙台平野の広大な地域は、東日本大震災の浸水域とほぼ一致するという調査結果が出ている。1100年を経て歴史は繰り返されてしまった。
正念場となる「子の歳」

 日月神示では正念場となる時期は「子の歳真ん中にして前後十年」だという。直近のねずみ年からすると「2020年から前後10年が正念場」と解釈することができる。

 この時期には、2011年東日本大震災、2016年熊本地震、2020年にはコロナのパンデミックが発生。さらには能登半島地震や南海トラフ臨時情報の初発表、北海道・三陸沖後発地震も起きている。世界でもロシア・ウクライナ戦争、パレスチナ・イスラエル戦争、「トランプ関税」での混乱などが続いている。2026年には一体何が起きるのだろうか。

南海トラフと「浜辺からいよいよが始まる」

 「浜辺からいよいよが始まるのざぞ」という言葉は南海トラフを想起させる。最悪の場合死者32万人と言われる南海トラフだが、そのうち約21万5千人は津波での被害だという。地震発生から十数分で30メートル近い津波が到達すると想定される地域もある。被害の7割が「浜辺」から始まるのだ。そう考えたとき、今私たちには何ができるだろうか。

「大峠」に備える心構え

 日月神示では来たるべき大変動を「大峠」という。「大峠の最中になったら絶対に動かれんのざから、中々に動けんのざ」。-大災害の渦中にあっては身動きが取れなくなるということだ。だからこそ事前に備えることが大切になる。

 日月神示は恐怖を煽るための文書ではなく、「明るく生きよ」と繰り返し伝えている。「神の国の乱れと申すものは食いもの関係じゃぞ」「足元に気つけよ」「身魂磨けよ」。いくら米や食物を買い込んだとしても、日月神示の教えからすれば逆効果だ。そこでは精神的な準備、自分さえよければという意識を変容させることが重要視されている。

歴史は繰り返す、しかし備えることはできる

 日月神示の「予言」は脅しや比喩ではなく、かつて日本で実際に起きたことでもあった。歴史は繰り返す。だが、歴史を知ることで備えることもできる。日月神示が伝えたかったのは、恐怖ではなく「備えよ、そして明るく生きよ」というメッセージだったのではないだろうか。

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