世界の都市伝説:ゲーム業界の闇 ゲーム開発は過酷?~その2~
世界の都市伝説を巡るお話、略して『せとでん』。名古屋を走る電車とは全く関係ありませんのであしからず。
その1からの続きになりますが、ゲーム業界の都市伝説のお話の続きをしていきましょう。よく噂で聞いていたのは
・あそこの地下には監禁部屋があって締め切り前は外に出られない
・ゲーム会社にはゲームセンターがある
・ゲームが売れたらボーナスが沢山もらえる
・あのタイトルを開発中に過労死した社員がいる
・あそことあそこが合併するらしい
・あそこは倒産寸前らしいよ
挙げていくとキリがないんですが、とりあえずこれらを詳細に見ていきましょうか。
開発には監禁部屋がある
これは一概にないとも言えないんですけど監禁部屋としてあったのかは怪しいです。開発期間中、特に完成間近のマスターアップ前は家に帰れないなんて事態は割とどこの開発でも発生していました。小人数開発が出来ていた時代では特にですね。人がいない分マンパワーで何とかしないと完成しないのでやるしかないんですよね。
24時間戦えますか?とか言ってた時代もあったくらいですが、私が経験した中で一番戦ったのはサンテツだと思います。72時間戦っちゃったよ。カックーンって寝落ちする事はあれど仮眠すら取れなかったのはいい思い出ですよね。
地下の窓のない部屋に~みたいな話もありますが、窓がない建物は割とあります。地下も窓がないので鬱々としてきますし空気の流れもないですし誰か生活してるし、良い環境とは言えないのは確実。また、人が増えたなどの理由でパーテーションとかリフォームで改造したりすると窓が無くなるときがあるんです。
例えば、ワンルームの部屋を想像してください。玄関を入ったらキッチンとトイレ風呂があります、その向こうにある扉を開けると大きな部屋がありますよね。ここを半分でパーテーションなどで区切ってみてください。キッチン側の部屋は窓がなくなりますよね。
これの大規模なものとしてもらえるとワンフロアでも中に行くにしたがって窓はなくなっていくんです。
そんな部屋で忙しくて家にも帰れない、帰りたくても帰れない、仕事しかする事がないって状況が”監禁”と言う噂に尾ひれが付いて都市伝説化していったのが真相かと思います。
もちろん上司のプレッシャーや周りの雰囲気で帰りづらいなんてこともありますからね。そこで帰っちゃうと査定に響いたりするんですよ、マジで。仕事が早い遅いって問題じゃなくて3人分くらいをやらないと終わらない、改善も出来ない、となると責任感が強い人たちほどやらざるを得ないとなっていくんですよね。
そんなこんなで監禁部屋の都市伝説が出来たんだと思います。あの時代で考えると外から鍵かけられてもまぁ不思議ではないです。
あのタイトルを開発中に過労死した社員がいる
上の監禁部屋とも関連しますが、そんな仕事環境なので精神を病んでしまうことはよくあります。よくあるんですよ。仕事は終わりが見えない、みんなギスギスしてくる、仕事以外の話がなくなる、世の中の情報から切り離されて話題がなくなっていく、笑顔が消えていく、何でもやります頑張りますと言ってた子が来なくなる、電話に出ない、、、となると死んでんじゃねぇ?って話にはなりますよね(笑)
あの時代に過労死って恐らくハードルが高かった気がします。認定されてないけど仕事が起因して亡くなった方はいるんじゃないですかね。身体的にも限界を迎えますからね。私もとりあえず血尿がビョービョー出てて「真っ赤じゃんwうけるw仕事もどろw」って状態にはなってましたから。
あの頃のゲームクリエイターと言う職業は子供たちにあこがれてもらうような花形のお仕事ではありませんでした。もちろん昔から有名なクリエイターの方々は華々しく輝いてみえたもんですが、裏では過酷な仕事を本人がしていたかも知れないし、部下たちが辛酸をなめながら命を削って作っていたって事なんですよね。
長くなってしまったので今回はこの辺で。
続きはその3で。