イェーテボリの人面化石

オーパーツ大好き!白亜紀の人面化石

 今回は今後オーパーツになるかも知れないものを見つけたので「白亜紀の人面化石」をご紹介したいと思います。

 2000年にスウェーデンのイェーテボリ近郊で不気味な人間の顔をした化石が発見されました。高さが23.7cm、幅15.2cm、重さ3.85kgで燧石(すいせき=フリント)で形成されているとの事でした。

 この人面化石は”置換化石”だとされています。置換化石とは、生物の組織が時間をかけて鉱物に置き換わって保存された化石です。原始の有機物が完全に失われ、代わりに鉱物がその形状や微細構造を忠実に保存している点が特徴です。人面化石となったのは死体となった人の頭が元の形を保ったまま燧石に置き換わった、と言うわけです。

 この化石の成分である燧石と言うのは火打石として使われる石でモース硬度が7程度ある硬い岩石の一種、石器時代には石器に使われるくらい硬さがある石です。

 燧石は石灰岩やチョーク層と呼ばれる地層の中で化学的に沈殿・置換されて形成されたと言う特徴があります。そしてこのチョーク層は、白くて柔らかい石灰岩の一種で、主に微小な海洋プランクトン(特に有孔虫やコッコリス)の殻が堆積してできた地層です。地質学的には特に白亜紀に分類されている約1億4500万年前~6600万年前に形成されたものが有名です。

 と言うことは、白亜紀にいた人類が何かしらの理由で亡くなって、地中に埋まったのか埋められたのかされ、長い時間をかけて燧石に置き換わったものが、2000年に見つかったと。こういう話になっているそうです。

 まず白亜紀に人類がいたとすると現在の常識からかなり外れるんですよね。人類の祖先である猿人が現れたのが600万~700万年前だとされています。

 白亜紀と言うのはまだ現在の大陸に分かれておらず超大陸バンゲアがゆっくりと分裂をしていて、地上では恐竜やワニなどの爬虫類が支配していた時代です。人類がいたともされていない時代の化石が出てきたのであれば完全なるオーパーツであり、今までの常識を覆す大発見です。

 現在ではまだ頼性の高い学術的な文献や科学的な研究成果として確認されていません。また、スウェーデンの主要な古生物学的な研究機関や博物館からの公式な発表も見当たりません。そのため、この化石の存在やその解釈については、科学的な裏付けが乏しいと考えられるので、今後の調査と研究に期待が出来るオーパーツ候補と言っても良いものだと思います!

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