
オーパーツ大好き!ライモンディの石碑
今回は「ライモンディの石碑」をご紹介いたします。ライモンディの石碑は古代ペルーのチャビン文化を代表する遺物の一つで、南米考古学の中でも非常に有名な世紀です。
紀元前1500年ごろから紀元前300年ごろまで1200年間もペルーで栄えていた”チャビン文化”の代表的な遺跡である”チャビン・デ・ワンタル”。ペルーの首都リマから北に約250km、アンデス山中の標高3200mのとても高所にある遺跡です。石で出来た建造物で、内部には地下通路が縦横に張り巡らされています。
この遺跡は1870年代にイタリア出身の学者アントニオ・ライモンディがペルーの遺跡調査をした時に発見されました。彼が遺跡の存在に言及したこと最初の記録とされています。この時、遺跡ではなく近くの村でこの「ライモンディの石碑」を発見したそうです。
現地の人々は過去を象徴する品々を自宅に飾り、自らの歴史を守りながら過去の文化も大切にしていたそうです。
その後、1919年にペルーの考古学者フリオ・C・テーヨがこの遺跡を詳細に調査し、チャビン文化の中心的な遺跡として発表したことで、チャビン文化とチャビン・デ・ワンタルが世界に知られるようになりました。
この1919年と言うのは、アンデスの民間伝承で”地の神が再び目覚める年”とされる、52年周期の節目だったと言われています。地元では”封印された神殿を掘り起こすことになる”との言い伝えも残っていたと言われています。予言は当たっていたような形になっていますが真偽のほどはいかに。
「ライモンディの石碑」は、幅74cm、高さ198cm、厚さ17cmの花崗岩で作られた石板です。表面にはチャビン文化の芸術を象徴する複雑で宗教的なシンボルが刻まれています。中央には杖かサボテンを持ち、ヘビと渦巻模様でできた大きく精巧な頭飾りを見上げているような神のシンボルが描かれています。しかし、この絵を上下逆さまにすると、神の顔は笑みを浮かべた爬虫類のような顔に変わっています。頭飾りも笑みを浮かべた顔を積み重ねたようにも見え、チャビン文化における宇宙観や二元性を表現しています。石碑のモチーフが完全に左右対称に作られていることも二元性の重要性を表しています。
昼と夜、雨季と乾季、生と死など、日常生活における二元性を大事にしていた文化だったと言えますね。この神様は”杖の神”と呼ばれていますが、この考え方や造形などで”ジャガーマン”と同一視されることもあります。
1919年の予言もオカルト的なものではあるのですが、実はこの「ライモンディの石碑」が一部の研究者やオカルト愛好家の間では違う説が提唱されています。
それが「ライモンディの石碑=古代の機械(蒸気機関車)」とする説です。オーパーツ的にはこちらの説を推さないといけませんね!
と言うのもこの説を唱えた代表的な論者にあの”エーリッヒ・フォン・デニケン”がいるからですね~。覚えていらっしゃるでしょうかエーリッヒ・フォン・デニケン。”古代宇宙飛行士来訪説”を唱えている中心人物です。色々なオーパーツや遺物を宇宙の技術で作られたもので、人類は宇宙人が創ったとする説を提唱している人物。オカルト・オーパーツ界隈ではかなりの有名人ですね。彼の主張によると、
・神が両手に持つ杖はレールやパイプである
・頭飾りや装飾は煙突や配管の構造をしている
・石板下部の装飾は車輪やピストンを想起させる
・上下を逆さまにするとエンジンの形状に見える
つまり、神の姿をした石碑と言うのは比喩的な意味ではなく、古代に存在したエネルギー装置、または乗り物を象徴的に描いたのではないかと言う説でした。
そう言われてから見ると確かにそうかも知れない…って思えるところが不思議ですよね!色々な解釈があって、古代の事過ぎて正解はわかりませんが、現代の常識や認識では計れないことも起きてた可能性もありますからね。現代考古学をひっくり返す発見が今後出てこないとも限らないのです。
石碑はペルーのリマにある国立考古学・人類学・歴史博物館に保管・展示されています。チャビン遺跡にも複製が神殿跡に展示されているのでペルーに行った時には必ず見たい遺物ですね!

