一生懸命働く人

世界の都市伝説:ゲーム業界の闇 ゲーム開発は過酷?~その1~

 世界の都市伝説を巡るお話、略して『せとでん』。名古屋を走る電車とは全く関係ありませんのであしからず。

 みなさんは”ゲームクリエイター”と言う職業を聞いたことはありますか?まぁ無い訳ないんですけど何かそれっぽく始めてみました。いつの頃からかなりたい職業の上位にも選ばれたり、ブラックな仕事と罵られたり、子供をだますことばっかり考えているとかガチャで甘い汁吸って脳みそやられてるやつばっかりだとか散々言われまくる清濁併せ吞んだお仕事なんです。

 開発中の都市伝説にも事欠かず、ホラーゲームを開発していたら祟りにあったとかあまりの業務に過労死したとか地下に監禁部屋があったとか外からカギがかけられる部屋があるとか企画をパクられて大人気ゲームになったとか、多岐にわたる数々の恐ろしい話しがあるのもこの業界です。

 ”ゲームクリエイター”と言っても実はもっと細分化されています。ゲームクリエイターになりたいと言うと主に”ゲームの企画を考える人”が当てはまりますが、ゲームは企画だけでは作れません。プログラミングを担当するプログラマー、グラフィックを担当するデザイナー、音楽を担当するコンポーザー、チームを監督するディレクター、総括をするプロデューサー、作ったゲームを売るためには営業担当の力も必要だし、広く知ってもらうために広報も尽力します。

 どんなゲームが求められているのかマーケティング担当もいるし、サーバーとの通信が必要なゲームではサーバー担当がいて、それぞれの機器を用意する情報システム部の方々や作ったゲームをデバッグするデバッカーさんなど、今ではとても細分化が進んで関わる人々が増えて開発費が膨大になっていくんですが、その昔まだゲーム開発の黎明期だったころ、開発人数はもっと少なく今みたいな大企業が開発・リリースするだけではありませんでした。

 今の子供たちがなりたい”ゲームクリエイター”はこの中のどれかだとは思いますが、どの職種になりたいのかを明確にする事が”ゲームクリエイター”になる近道かなとは思います。プロスポーツ選手になりたい!お医者さんになりたい!Youtuberになりたい!とは良く聞きますが、じゃあ何のスポーツなのか何の専門医なのかどんなジャンルのYoutuberなのか考えるのと一緒ですね。

 とまぁ、頑張って頑張って夢を追ってゲーム業界に飛び込んだものの、理想と現実がかけ離れすぎていて落胆して違う道へ行ってしまう人も後を絶たないのがこの業界。辞めては就職、辞めては就職と中々安定しない方々も多いんです。辞める理由は様々で、自己都合によるものもありますが、プロジェクトが終わったら解散なんて中小企業も沢山ありました。ゲーム以外の業界がちょっとゲームを出してみたいとかで開発が始まるプロジェクトは大体解散しちゃってました。今になってみるとこの会社ってゲーム出してたの?ってのがたまにありますよね。学習系とかメディア系が多いですかね。

 ここまで読んでもらったら何となく気づいたかも知れませんが、筆者はそう。ゲーム業界で働いていました。ずっぽりと。バーチャルボーイの開発もしそうになるくらいの昔ですけどね。

 次回その2では、巷で囁かれていた都市伝説が何故広まったのか、実際はどうだったのか、実体験と合わせてご紹介しますので、引き続き読んでいただけると、あの時の地獄の方が生ぬるい生き様も多少救われるかも知れません。

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