ありえない偶然はない!シンクロニシティとは
シンクロニシティは占いにも利用されている。古くは亀の甲羅や動物の骨を焼いてそのひび割れで吉兆を占うような占術から、根強いファンがいる易占やタロットもシンクロニシティを利用している。その時の卦やカードは偶然に出たように見えるが、実際には占われる者の将来や運勢を象徴しているのだという。予知夢や誰かと同じ夢を見るのもシンクロニシティだが、無意識・潜在意識のみが働いている状態だとこうした夢を見る可能性がある。大地震の前に多くの人間が同じような地震の夢を見るなどの例を、ユングは人類全体に共通した意識だとして集合的無意識と呼んだ。
実際にシンクロニシティを起こすためにはいくつかの方法がある。ひとつは「気づき」の幅を広げることだ。どんなにささいな偶然だと思っても、何かあったら紙に書いて残しておく。思い出して書き、目で見ることで潜在意識に刻み込まれることになるからだ。PCやスマホのメモに入力してもいい。その場合はプリントアウトして目に入る場所に貼っておく。子供の頃運動会や遠足のたびに雨が降って、親や友達から雨男、雨女などと言われてきたような人は、潜在意識に「自分は雨女だから、何か楽しみにしていることがある日は雨が降る」と刻まれてきた。好ましくないシンクロニシティを起こすことができるようになってしまったのだ。これとは逆に、自分にとってうれしいこと、楽しいことを潜在意識に入れていくことでシンクロニシティが起きやすくなっていく。
よりスピリチュアル寄りの方法だと「波動を上げる」というのもシンクロニシティを起こすのに効果的だというが、瞑想をしてネガティブな意識を減らす、俯瞰的な視点で自分自身を見つめるなど、いくつものやり方が考えられるだろう。シンクロニシティを活用できれば人生を理想のものに近づけることも可能だという。自分の願望を実現させるために、自分に合った方法を試してみてもいいかもしれない。