世界の都市伝説:ボギークリーク・モンスター
世界の都市伝説を巡るお話、略して『せとでん』。名古屋を走る電車とは全く関係ありませんのであしからず。
今回は「ボギークリーク・モンスター」のお話をしたいと思います。アメリカのアーカンソー州南部にあるフォーク(Fouke)と言う小さな町の周辺で目撃されているビッグフット系のUMAです。1970年代に有名になり、映画化もされていてアメリカの都市伝説として比較的知られた存在ではあるものの、日本ではあまり有名ではありません。やはり野人系UMAとしてはブッグフット一強と言えるでしょう。
とりわけ1971年に起きた「ボギークリークモンスター事件」は、この未確認生物が全米に知られるきっかけとなりました。
1971年5月2日、ボビーとエリザベスのフォード夫妻の自宅が謎のモンスターに襲われました。エリザベスによると、その夜彼女がソファで寝ていると網戸から”生き物”が侵入してきた。当初はクマだと思ってましたが、「息が荒く、赤い目をした2mほどの毛むくじゃらの生物」だったそうです。その”生き物”はボビーとその弟によって追い払われました。その時に数発発砲して命中したと思ったが血痕などは見つからなかったと言います。辺りを捜索したものの、その”生き物”を見つけることは出来なかったが、家の近くに三本指の足跡が見つかり、ポーチにはひっかき傷、窓と外壁にも爪痕のような傷跡があったそうです。
この”生き物”は5月23日にも、アメリカの国道71号線を横断する類人猿のような生物を見たとニュースになりました。その後数カ月にわたって地元住民や観光客からさらなる目撃情報が寄せられ、足跡も発見されました。この足跡もフォード夫妻が見つけた足跡と同様に三本指の足跡でした。
これらのニュースが広まると、この事件は大きな注目を集めることとなりました。地元のラジオ局が懸賞金をかけたため、一般人もハンターもこの”生き物”を捕まえるために奔走しましたが、人が増えすぎてしまって銃器禁止にされたり虚偽の報告で罰金刑に処される人が出てしまい、”生き物”が捕まることはありませんでした。
1972年にはドキュメンタリーホラー映画「ボギークリークの伝説」が公開され、アメリカ全国に知られるようになりました。その後は散発的に目撃情報の報告がされています。1997年には40件にもわたる目撃情報がありました。
現在でもこの”生き物”は発見されたり捕まえられたりはしていませんが、2013年以降”フォークモンスターフェスティバル”と言うイベントが行われています。この”生き物”や似たようなモンスターについてのディスカッションやプレゼンテーション、伝承を目的とした毎年恒例のイベントとして地元で大人気になっているそうです。2025年も4月に開催されていたそうなので気になる方は来年の4月辺りを要チェックです!