
神様図鑑 アマミキヨ

【アマミキヨについて】
沖縄・琉球に伝わる創世の女神・アマミキヨはアマミチューとも呼ばれ、シネリキヨとともにニライカナイからやってきて島々を創ったとされる。琉球王国の「最初の人々」「最初の集落」「最初の稲作」を定めたとされ、特に久高島や南城市知念・玉城一帯での伝承や祈りの場が多い。久高島のフボー御嶽はアマミキヨが最初に降りた場所として知られ、そこから本島へ渡り、斎場御嶽などの祈りの場を整備していった。
アマミキヨは外来神でありながら自然霊や地元の神と結びつき、琉球独特の聖域構造を築いていった。水場の場所、集落、御嶽の場所はアマミキヨによって定められたとされるが、見えた形をそのまま配置したという伝承が多い。夫であるシネリキヨが創造のパートナーとされる。
アマミキヨは「七御嶽」を設置したとされ、琉球の祭祀体系の中心であったノロ・祝女の祖になったと言われる。祈りの場として御嶽が置かれ、古来からの信仰形態が継承されている。アマミキヨは農耕の神、集落創始の神、海上安全や子孫繁栄を祈る守護神などいろいろな役割を持ち、現在に至るまで沖縄の人々の祈りの中心となっている。
キーワード:創世神 始祖神 五穀豊穣 村落創始 土地守護
祀られている関連聖地・聖域:
沖縄県南城市知念・斎場御嶽(七御嶽の中心、アマミキヨ創建)
沖縄県南城市知念・知念大川(最初に水を得たとされる泉)
沖縄県南城市佐敷・受水・走水(稲作起源伝承の湧泉)
沖縄県南城市玉城・ヤハラヅカサ(国始めの地)
沖縄県南城市玉城・ミントングスク(居住伝承地)
沖縄県南城市玉城・玉城グスク・アマミキヨ御嶽(天降り後の祈りの拠点)
沖縄県南城市知念・久高島(フボー御嶽を中心とする天降りの島)

