世界の都市伝説:インド・ドワルカの海底都市
世界の都市伝説を巡るお話、略して『せとでん』。名古屋を走る電車とは全く関係ありませんのであしからず。
インドの西に位置するグジャラート州デヴブミ・ドワルカ県。アラビア海に面していてクリシュナ神を祀るドワルカディーシュ寺院があり、ヒンドゥー教の聖地の一つとなっています。また、インドでもっとも古い7つの宗教都市の一つでもあり、歴史のある都市として有名です。
ドワルカはヒンドゥー教の神話において”クリシュナ神”が敵から民を守るために建設し、治めたとされる都市でした。黄金と宝石で出来た巨大都市と伝えられていて、宮殿、神殿、運河などで金や銀の装飾が施された建物があったとされ、当時としてはかなり高度な都市設計がされていたようです。クリシュナ神が死んだあと、内乱によって滅び、ドワルカの都市全体が海に沈んだと伝えられています。
その沈んでしまった伝説の都市が現在のドワルカの海に沈んでいるのではないかと言われていました。1963年、インドの考古学者たちがドワルカの調査を行い、多くの遺物が見つかりました。海側の2か所で行われた発掘調査では、水没した集落、大きな石造りの桟橋、3つの穴がある三角形の石の錨(イカリ)が見つかりました。
年代測定では紀元前1570年と記録されました。
また、この沈んでしまった海底都市ドワルカは一夜にして沈んでしまったことから”インド版アトランティス”とも呼ばれる事があるそうです。科学では完全に説明できない謎も多く、神々の超常的な力によって作られた神の都市と信じる人がいるのも、神話と重なってクリシュナ神が建設した都市だからなのかも知れませんね。
これだけの謎があるともちろんオカルト寄りの説も多数あります。もちろん。
一つはこの海底都市は9000年以上前のものとする説。人類最古の文明と言われているメソポタミア文明が紀元前3500年。今から5500年前なので、9000年前って言うととんでもなく大昔です。日本で言うと縄文時代ですね。日本人がウホウホと土器を使ってた時代で、世界的に見ても人類が定住を始めたくらいの時期と言われているので、この時代に桟橋があったり錨があったりは流石に超古代文明ですね。
しかし、絶対に無いとは言えないのが面白いところですよね。科学的な分析はもう難しいのかも知れませんが海の中に街があったり神殿があったりするのはとても神秘的な光景です。クリシュナ神が亡くなったことで加護を失ってしまったのか、違う神に侵略されたのか、神ではなく宇宙人が関与していたのではないか…。色々想像できるのがオカルトの楽しいところです。どう解釈するかはあなた次第です。
ドワルカには神殿も沢山あり、巡礼地と言うだけあってとても神聖な雰囲気が漂うとても美しい街並みをしています。ムンバイから北西に行ったところなのでインドにご旅行の際は是非足を運んでみてくださいね。