ビブリオマンシー

ビブリオマンシーって知ってますか?

 最近、占い好きさんの間で流行し始めているのが、書物を使った占い「ビブリオマンシー」です。日本ではあまり聞きなれない占いなので、これって新しい!というイメージで飛びついている人も多い模様ですが、実際はとても古くからある占いで、その名も「書物占」として知られていました。しかも、気軽な占いだけではなく、西洋魔術を学ぶ人たちは半年ごとにこのビブリオマンシーで、今後の方針を決めたりもしていた、という由緒正しい占いでもあります。

 特別な道具がなくてもできますし、コツさえ掴めば色々な方面に応用できるのが、ビブリオマンシーの良いところでしょう。でも、シンプルなものほど、これは「重要なものなのだ」と自分自身にケジメをつける必要があります。そうしないと、何かというと占いばかりすることになります。それで結局、なれすぎてしまって、自分に都合の良い占いの結果だけを選り好みするだけ、になってしまうのです。

 そうならないために重要なのは、占いに使う本を限定すること。その辺にあるものを適当に手に取って占う、のではいけません。まず自分にとって「聖なる本」を選びます。信仰がある方は、その宗教の経典が良いでしょう。あるいは尊敬する人の自伝などでも良いですし、外国語を勉強中の人ならば辞書などもお勧めです。一度選んだら、それからしばらくはその本だけを使いましょう。

 占いたいことを決めたら、次は選んだ本の前に座り、気持ちを落ち着けるために深呼吸しましょう。それから、本をぱっと開いて、できれば目を閉じた状態で人差し指を本の上にポン!と置きます。指が置かれたところが、その質問への回答になります。

 この占いでは、連想を上手にすることがポイント。例えば「。」を指したら、ああ、もうしつこく粘るのはやめて、諦めて終わりするべきなのね、というように。色々と試して、楽しんでいきましょう。

(ヘイズ中村 魔女・魔術師&占い師・執筆家
中学生時代から研究と修行の道に入ったのに神秘性の欠片もない神秘家
HP https://www.fortunamoon.com)

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