周波数

周波数を上げるとは 細胞・神経・意識のシフト

三つのレベルを繋ぐために

 スピリチュアルの文脈でいう「周波数」は何か特別なもののように強調されていますが、人間から出ている微弱な電波や振動と本質的には同じです。いわゆる「波動を整える」は霊的な側面だけの話ではなく、日常的な行動や思考などの積み重ねでできます。朝起きたら太陽光を浴びて深呼吸し、軽く体を動かせば分子振動と脳波が整っていきます。加工食品を減らして自然の食材を選ぶだけでも細胞に好ましい影響がありますし、寝る前の短い瞑想では肉体・感情・思考の共鳴を強めることもできます。「知って」「実践する」ことで、周波数を高い状態で安定させることは可能なのです。

 「周波数を高くする」ということは、共鳴の幅がより広くなることを意味します。例えば苦手な人と一緒にいても自分が乱れないでいられるようになります。相手の周波数に同調せず、自分の安定した高い振動が場に影響して整えてしまうのです。人は高い周波数帯にあるとき、誰か・何かを拒絶しようという思いが生まれませんし、自分がそうされたとしても気になりません。理論的には、高周波数帯で日常を送る人は包容力があるはずだということになります。

周波数表
低周波数ゾーン-停滞・収縮
特徴:体が重い、眠気、だるい。ネガティブな感情が優勢。呼吸が浅く、代謝が低い。
肉体の状態:分子振動が低速、ATP産生が滞りがち。脳波はθ〜δ帯。
改善策:軽い運動、深呼吸、水分補給。加工食品・糖分を減らし、体のノイズを減らす。
中周波数ゾーン-安定・整合
特徴:呼吸が深く、心が安定。安心感や好奇心が増える。
肉体の状態:α波が主体。HRVが良好な状態に保たれ、自律神経が整う。
改善策:自然に触れる、ルーティン化した呼吸法や瞑想を続ける。
高周波数ゾーン-活性・共鳴
特徴:エネルギーが軽く、直感が冴える。創造的・影響的な状態。
肉体的な状態:γ波が現れ、ATP産生効率が最適化。
改善策:ハートを扱う瞑想、意識を肉体に収めて反転させる。芸術や創作活動で共鳴範囲を広げる。
超高周波数ゾーン-ブラックホール化の一歩手前
特徴: 周囲との周波数差が大きい。直感的に情報を読み取れるが孤立感を感じやすい。
肉体の状態: 神経伝達が高速化し、代謝効率が高い。感覚が鋭敏だが休息のリズムを忘れがち。
改善策: 深呼吸と軽い運動でエネルギーを循環させる。音楽や創作で感覚を表現、周囲との共鳴を図る。

 周波数は高くすることに主眼が置かれがちですが、大切なのはその時々で他者や場と共鳴することではないでしょうか。誰かと共鳴したとき、私たちは干渉しあって新しい波を生み出します。恋愛中の2人の周波数が同期することがあるように、私たちは常に誰か・何かと響き合っています。心地いい共鳴もあれば摩擦や衝突が起きることもありますが、どちらも波が触れ合ったことで生まれる現象です。異なる波が干渉して新しいリズムを作ったという証拠でもあります。

 周波数を上げる技術は、他者を排除して孤立したり自分のエゴを満足させたりするためのものではありません。「自分」自身を保ったまま共鳴を選び続けることで、私たちは自分の世界を再創造していくのです。

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