オーパーツ大好き!ヴァルカモニカの岩絵群
今回は「ヴァルカモニカの岩絵群」をご紹介いたします。この岩絵に描いてあるものがなんと!…ぜひ最後までご覧ください!
イタリア北部、ロンバルディア州。アルプス山麓にあるカモニカ渓谷には先史時代の岩絵が14万点とも17万点とも言われるほど沢山描かれています。1909年に当時の登山家や研究家によって初めて学術的に記録されました。
これらの岩絵は、紀元前8000年ごろにこの地に住んでいたカムニ人が描いたものと言われています。カムニ人は西暦16年、ローマ人に征服されたとされています。岩絵の多くは、農耕・狩猟・人物や動物・戦争・魔術のようなもの・宇宙に関するようなものなどのテーマで、ローマ侵攻にあうまでのカムニ人の生活や伝統に結びついた図柄が線画によって描かれています。
この岩絵の中に不思議な図柄があるんです。それがヴァル・カモニカの宇宙飛行士とも呼ばれる、宇宙人とも異星人とも神様とも見える不思議な存在が描かれた岩絵です。
この岩絵は、二人の人型をしたものがいずれも小さな弓のようなものを手に持ち、向かい合った図柄をしています。注目すべきはこの人物の頭部で丸いヘルメットをかぶっているようにも見えるし、いわゆる後光が差しているようにも見える、丸い頭部を持っている。また、体つきも全身を覆うタイプのスーツを着ているようにも見えるのです。
こうした見解は作家の”エーリッヒ・フォン・デニケン”の”未来の記憶”と言う彼の代表作で発表されました。出ましたねデニケン。地球外生命体や未知のものを起源とする主張で「古代宇宙飛行士説」を広めた、オカルト界隈ではかなり有名人です。真偽はさておき、その発想が素晴らしいですよね。世界に点在するオーパーツと呼ばれるもの、古代人が作ったものから共通するものは何かを想像して考えて紡いでいった結果なんだと思います。
この岩絵も、考古学的には頭部は儀式で使われていた仮面や冠を表していて、全身を覆うのは特定の社会的地位を示す装飾や表現、後光のようなものは神聖なものや超自然的な力を示しているのではないかとされています。いや、超自然的な力はオカルトでしょう…と思ったりもしますけどね~。実際は自分が見て、感じて、考えたものが正解でいいと思います。
このヴァル・カモニカの岩絵群は”世界遺産”に登録されていて、現在でも観光をすることが出来ます。8000年近くも描かれ続け、当時の人の生活や芸術や宗教的な概念まで知ることが出来る貴重な資料という点が評価されました。現代人はどうしても西暦のイメージが強くて、文化的な生活をしていたのが2000年くらいだよねーと思いがちですが、その4倍の時間も昔からその時代にあった生活をしていたことがわかるんだからすごい資料ですよね。まだ見つかっていない岩絵もあるだろうし、消えてしまった岩絵もあるだろうし、ロマンしかないですよね。
しかも大体壁画や岩絵と言うと閉じた空間、洞窟だったり建物の中だったりがほとんどですが、このヴァル・カモニカは渓谷と言うオープンな空間なのも世界的に見ると珍しいです。浸食されずに残っているって事ですからね。
ここは個人的にも訪れてみたいスポットでかなり上位です。どんな岩絵があるのか、描いた人によってテイストが違っていたり、どんな気持ちで描いたのか、楽しく描いたのかイヤイヤ描いたのか、想像するだけでワクワクがとまらないです。もしイタリア北部まで旅行をする機会があったら、皆さんも是非行ってみましょう!