オーパーツ大好き!黄金ブルドーザー
博士は、この動物のようなものが単純にジャガーを模した装飾品とは思えなかったと言います。ワニだとしても胴体が寸詰まりだし、足の関節も逆になっている。そして一番の特徴である尻尾は、付け根に謎のアームがついていて、アームには三角片がつき、尻尾の先端には二つの歯車のようなものが。博士はこれらを加味して、この黄金細工は土木工事に使われたブルドーザーのミニチュアなのではないかと考えました。尻尾全体がブルドーザーのアーム、尾の先端の歯車は巻き上げ機、三角片は泥除けなのではないかと推察されました。目がライトだったり、エメラルドの部分は座席なのではないかとの説もあります。
突拍子もない説のように思えますが、マヤ文明ではジャングルを切り開いて建てられた巨大建造物がたくさんあります。ジャングルを切り開くのにどんな道具を使ったのか、巨大な建造物は石を使っていることが多く、どうやってジャングルの中で石を運んだのかはわかっていません。もしかしたら本当に現代の重機のようなものを使って建設されたのかも知れません。
この辺りにある同じ時代の発掘物は一目でなにを模したものかわかる物が多いので、この「黄金ブルドーザー」もこの時代の人には一目見れば何かがわかった可能性もありますね。
サンダーソン博士の大胆な仮説や考察が100%あっているとは言えません。当初の見立ての通り、ジャガーを模した装飾品に作り手が少しの遊び心を加えたものかも知れません。でも、何かわからないなら夢がある方へ思いをはせた方がロマンがありますよね。
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